インプラント治療をお考えの方へ
インプラント治療は歯が抜けてしまったときの治療法です。外科手術が必要ですが、見た目も咬み心地もまるで天然歯のような感覚に近づく優れた治療法といえます。どんな治療法にもメリット・デメリットがありますので、大阪市東住吉区の歯医者「ひだまり歯科クリニック」ではインプラント治療に入る前に2~3回のカウンセリングを行います。患者様のお口の状態や治療のことなどを丁寧にご説明し、ご質問やご要望にわかりやすくお答えしますので、まずはお気軽にご相談ください。
インプラント治療とは?
インプラント治療とは、チタン製の人工歯根(インプラント)を、歯があった部位の顎の骨に埋め込み、その上にセラミック製などの人工歯を被せる治療法のことです。天然歯に近い見た目と咬み心地が得られる優れた治療法として近年広がりを見せています。当院では歯科用CTを使用して、口腔内を精密に、かつ立体的に把握し、正確で安全なインプラント治療を行っています。
- 歯が抜けたまま放置していませんか?
- 歯が抜けたまま治療を受けないと、となりの歯が倒れ込んできたり、咬み合っていた歯が伸びてきたりします。すると歯並びや咬み合わせが乱れ、お口全体のバランスがくずれてしまうことがあります。顎に偏った力がかかり、顎関節症を引き起こすこともあり、顔貌が変化したり、しわが増えたりと、さまざまな悪影響をおよぼします。さらにいうと、首や腰のバランスまでくずれてしまうこともあるのです。
当院の取り扱いインプラント「アストラテックインプラント」について
「アストラテックインプラント」は、世界的な製薬・医療器具メーカーであるアストラゼネカ社のグループ企業のアストラテック社が開発したインプラントです。生体親和性に優れ、長期的に使用可能な純チタンを素材にしたスクリュー型のインプラントは、世界的に使用され、高い評価を受けています。治療経過の安定性も高評価です。
歯科用CT・サージカルガイドを使用し
安全なインプラント治療が可能です
当院では、歯科用CTと3D診断システム「ガリレオス」を採用しています。これは、1回14秒の撮影で、診断に必要なさまざまな画像(立体像・パノラマ像・セファロ画像・スライス断面など)を得ることができる画期的なスキャンシステムです。これによりインプラント治療の場合に骨造成が必要かどうかを正確に判断することができます。
そして骨の状態を確認し、どの位置にどの向きにインプラントを埋入するかをシミュレート。お口の中でもその計画通りにインプラントを埋入するためのサージカルガイドをつくることで精密で正確な治療を行っています。インプラントの上部構造は、CAD/CAMシステムを歯科に応用したセレックシステムを活用し高品質で高精度のセラミック素材を削り出しています。
優れたさまざまな新しい技術を活用するとともに、インプラント手術中の衛生対策には万全を期していますので、開院以来の当院でのインプラント治療の成功率は97.8%です。
麻酔について
インプラントを埋入するためとはいえ、手術というと「怖い」「痛い」イメージがあるかもしれません。その不安を解消するため、当院では緊張状態を緩和し不安感を和らげる効果のある静脈内鎮静法を行っています(希望制)。これは血圧や心拍数を把握しながら鎮痛薬を点滴で少しずつ静脈に注入する方法で、静脈麻酔に精通した医師が行いますので安心です。この麻酔には鎮痛作用はありませんので、局所麻酔と併用します。
治療後のメインテナンスが大切です
インプラントは人工物ですので虫歯にはなりませんが、毎日のケアを怠りインプラントのまわりに汚れを付着させてしまうと、歯周病に似た「インプラント周囲炎」を起こしてしまうことがあります。
- インプラント周囲炎について
- インプラントのまわりの歯肉の炎症から始まり、インプラントを支えるまわりの組織や顎の骨を壊し、やがてはインプラントが抜け落ちてしまうことにつながります。インプラントのまわりは抵抗力が弱く進行しやすいので、天然歯に起こる歯周病より急速に広がり重症化しやすいのが特徴です。
せっかく治療したインプラントですので、毎日のケアとともに、定期的に歯科医院でのメインテナンスを受け歯のクリーニングをすることが、インプラントを長持ちさせるために大切です。
補綴主導型インプラント治療の導入
このコンピューターガイデッド インプラント治療は、100社、10,000種類以上のインプラントや、DICOM出力可能なCTスキャナー、主要な模型および口腔内スキャナーと互換性があります。シムプラントは予知性の高いインプラント治療のための、包括的な3Dシステムを提供いたします。
選択されるインプラントシステムに合わせた、確実な埋入計画
シムプラント ガイドは、シムプラントによる診断を、次のステップに導きます。特注のステレオリソグラフィーによるシムプラント ガイドは、インプラント計画と実際の治療をシームレスにリンクさせます。
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歯牙支持
上顎の骨の量が少ない場合に歯ぐきの側面を切開し、人工骨や自家骨を移植して骨の量を補う治療法です。 -
骨支持
骨の状態を目視する必要がある場合、または完全に無歯顎の場合 -
粘膜支持
低侵襲手術が望ましい無歯顎の場合
当院のインプラント治療について
当院では下記の治療法に対応しています。「顎の骨が足りない」などの理由で、他院で断られてしまった難症例にも対応可能な場合があります。インプラント治療のことは、お気軽にご相談ください。
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抜歯即時埋入
抜歯を行ったその日にインプラントの埋入を行います。手術は1日で終了し、治療期間が短縮される場合があります。 -
インプラント
オーバーデンチャー
入れ歯の固定方法にインプラントを使用します。通常の入れ歯よりもずれや違和感を少なくすることができます。 -
フラップレス
歯ぐきを切開することなく、数ミリ程度の穴をあけインプラントを埋入する治療法です。痛みや腫れを抑えることができます。 -
サイナスリフト
上顎の骨の量が少ない場合に歯ぐきの側面を切開し、人工骨や自家骨を移植して骨の量を補う治療法です。 -
ソケットリフト
インプラントを埋入するための穴から上顎洞を押し上げ、人工骨や自家骨を移植します。歯ぐきの切開は行いません。 -
GBR
歯ぐきの骨の量が少ない箇所を切開してメンブレンという膜を埋め込みます。スペースを確保することで骨の再生を促すことができます。